アタシ…男子校に潜入しちゃいました!?〜キケンな男子に囲まれて〜






つーか…
コイツはどんだけ鈍いんだっつーの…。



「口で飲ませた…」


汐「は…?」


「口移しで飲ませた!」


汐「え…?うそ……。」


「嘘じゃねーし…。」



その途端、汐音の顔は真っ赤に染まった…。



つーか…だからお前元気になってんだろ…何考えてるのかは、大体予想がつくけど…。



汐「そういえば…晃は…?」


「あ?しらね…。」



って言うか…
何でアイツの名前が出てくんだよ…。



汐「何怒ってんの…?」


「怒ってねぇし…。」


汐「怒ってんじゃん…!」



まぁ…当たってんだけど…。



オレが今日この海の家に来て、少し…いや…結構、機嫌が悪いのは…。



「アイツ…」


汐「え…?」


「何でアイツが居るわけ?」



気がついたら、オレは我慢できずに汐音にアイツの事を聞いていた…。








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