アタシ…男子校に潜入しちゃいました!?〜キケンな男子に囲まれて〜
2.伝えられなかった…。
誰も予想なんてしなかった…
突然の別れに…。
アタシ達は、それから寮に帰る為に、最後の横断歩道を待っていた…。
この時誰かが気付いていれば…
この不幸は訪れることなんて
なかったハズなのに…
「流…。」
「え…?」
「今日ね…?大事な話するね……。」
「は…?」
そうだよね…
いきなりこんなこと言われてもビックリするよね…。
「大丈夫だよ。そんな変な話じゃないから。」
「ふーん。」
あ…。
また意味深な返事したな…。
「い…いいよ別に…!なんでもないし――ッッ!」
「なに怒ってんだよ?」
「お…怒ってない!!」
「いや…怒ってるし…」