アタシ…男子校に潜入しちゃいました!?〜キケンな男子に囲まれて〜
ピッ…ピッ…ピッ………。
「ん…ッ」
心電図の整った音の聞こえる部屋で、アタシは目を覚ました…
ん……?
ここはどこだ…?
ぼやける瞳の奥で、誰かが叫んでいる…。
「ね…ッッ!」
「汐音っ…!」
え……?
視界が大分戻って来て…
アタシは目を見開いた…
晃…健一…弘人まで…?
みんなどうして…。
そうだ…アタシ達、今日パーティするんだったよね…?
まって……。
流が…流がいない…。
何で…?
さっきまで一緒だった…ハズ…
「ねぇ…!流は…流は…!?」
アタシは晃の腕を掴むと、必死で声を出した。