アタシ…男子校に潜入しちゃいました!?〜キケンな男子に囲まれて〜
その言葉を聞いたアタシは、
腕に付いている点滴をビリッと無理矢理剥がすと、病室を飛び出した…!
「おいっ…!」
そう言って、後を追う晃を無視して、夢中で走った…。
そしてたどり着いた場所…。
【霊安室…。】
そう書かれたドアの前に立ったアタシは、
その霊安室のドアノブをギュッと握りしめた…。
流がもし…死んでるのなら…
この霊安室にいるはずだよ…。
アタシはドアノブをグイッと
まわすと、部屋の中へと入った……。
「ッッ…。」
飛び込んで来た光景は、
顔に白い幕を降ろされた、金髪の男の子だった…―――。