アタシ…男子校に潜入しちゃいました!?〜キケンな男子に囲まれて〜
こんな時にかぎって…?
いや、こんな時だからこそ…
晃の言葉がココロに染みる…。
ありがとう。晃
そう思いながら階段を全部降り切った時だった…。
フワッと目の前が暗くなって、激しいめまいがアタシを襲った…―――。
「汐音……?」
バタンッッとその場に倒れたと思えば、そのままアタシは意識を無くしてしまった…―――。
「ん……?」
どこだここ……?
このソファーがあるって事は…寮…?
しばらくして、アタシは学校の寮で目が覚めた…。
何で寮に……。
たしか流の葬儀に出てたハズ…
すると、そんなアタシに気がついたのか、背後から誰かの声がした…。