アタシ…男子校に潜入しちゃいました!?〜キケンな男子に囲まれて〜
そうだ…!
流…!
流の所に行かなきゃッッ!
そう思って立ち上がった瞬間、
まだ少しめまいがした…。
「ッッ…。」
そんなアタシに晃は手を少し強く掴んで言った。
「まだ休んでろって…!」
「やだ…。流の所に行かなきゃ…!」
「何いってんだよ…!」
自分でも訳分からないこと言ってるって分かってるけど…
でも流の所に行かなきゃいけない気がして…。
「やだ…ッッ…」
そうやってアタシが晃の手をふりほどいた時だった…。
何かがアタシのカラダをフワリと包み込んだ…。
「え……?」
暖かいその正体は、
晃だった…。
いつの間にかアタシは、晃の胸に抱き寄せられていた…。