アタシ…男子校に潜入しちゃいました!?〜キケンな男子に囲まれて〜






「もっと自分を大切にしろよ…ッッ。」


「ふぇ…?」



そういった晃の抱きしめる力が少し強くなって…


より一層、近づく胸のドキドキ。



「晃…?大丈夫だよ…。」


「うっせ…バカ…。」



バカとは何よ…。
そりゃ本当にアタシはバカだけどさ…。



そんなはっきり言わなくても…


晃のバカ…。



でも何でなんだろう…
人の温もりを、久しぶりに感じた気がする…。



「これ…。」



そういってカラダを話した晃の手には、一枚の封筒…。



「なに…?」


「これさ…お前に渡した方がいいと思って…。」



そういった晃の目には、何故か悲しみが込められていた…。








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