アタシ…男子校に潜入しちゃいました!?〜キケンな男子に囲まれて〜
『過労で眠っていたんじゃなくて…永遠、目を開けなかったらよかったのかも知れないね…?』
あの時の汐音の顔が、
オレの頭に何度も駆け巡る…。
とても悲しそうな顔…。
でも…同時に。
あれは『助けて…。』
そういっている表情にも見えたきがする……。
「アイツ…昨日変な事言ってた……。」
健・弘「え……?」
二人の食い入る声が重なる…。
「過労で眠っていたんじゃなくて…永遠、目を開けなかったらよかったのかも知れないね…?……って…アイツ、そう言ってた……。」
健「まさか…」
弘「変な事考えてるんじゃ…」
二人の言葉が胸を突き刺す…。
汐音…!
ダッ……ッッ!!
気がつけばオレは走っていた…
健「おいっ…!!」