アタシ…男子校に潜入しちゃいました!?〜キケンな男子に囲まれて〜
『汐音…泣くな……。笑っている汐音をオレは好きになったんだ…。』
その時温かい風が勢いよく吹いて…
アタシ達を優しく包み込んだ…
『汐音、笑って…生きろ。』
風と共に、確かに流の声が聞こえた…。
大好きな流の声が…
懐かしくも思えた…。
その風は、アタシの涙を乾かして………
そして笑顔をくれたね…?
大好きだった人は…
もういない…。
だけど……。
もう泣かないよ…?
汐音は…
笑って生きるね…?
あの日…
アタシは確かに
あの風に誓った―――。