三代目J Soul Princess
第三章
*12*
己「紗奈、どうしたの?」
昨日のことがあり、なかなか楽屋に入れずにいると、直己さんが現れた。
紗「直己さん」
己「ん?」
紗「楽屋入りづらいです」
直己さんは少し背中を丸めて私との身長差をなくそうとしてくれている。
己「まだ喧嘩したまま?」
紗「はい。しかも昨日インスタで…」
私は昨日の"ここに健ちゃんいないのが不思議"というコメントを見せた。
己「…あー、これは痛いとこ突いてくるねぇ」
紗「やからほんまにやばいんです」
もしこれを健ちゃんが見てたら…すごく気まずい。
己「大丈夫。俺もいるから、一緒に入ろ」
紗「はい…」
私は直己さんの後ろに隠れて中に入ることにした。
己「おはようございます」
紗「おはようございまーす」
人「はよー」
直人さんの声が聞こえる。
己「健二郎いないよ?」
紗「よ、よかったぁ〜…」
それがわかると安心して肩の力が抜けた。
人「紗奈」
すると直人さんが私の方へ歩いてきた。
紗「はい」
人「健二郎からなにも言われてない?」
少し気まずそうな顔で言った。
紗「ないです」
人「あいつ…」
直人さん、怒ってくれてる。でも。
紗「いいんです、別に」
人「なんで?」
紗「これで健ちゃんが私離れしてくれたら一石二鳥なんで」
人「え?」
直人さんは意味がわからないという顔をしていた。
紗「なんもないです、はい、着替えますよー」
人「ちょ、ちょ、」
━━━━━━━━━━━━━━━━━
[黒のセクシーなドレスを着ている紗奈]
今日はソロ活動でした。
なんと!ある雑誌の表紙を飾らせてもらうことになったんです!
これはずっと私の夢やったので、ほんまにほんまに嬉しすぎて泣きそうです。
みんな楽しみにしててください!
#昨日に引き続き
#ぼっち
#さすがに
#辛い
#かと思いきや
#案外ふつう
#甘えん坊末っ子
#ついに卒業か
━━━━━━━━━━━━━━━━━
@ま、まぶしい…美しい…
@甘えん坊末っ子卒業しないでー(><)
@絶対買うよ!
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己「紗奈、どうしたの?」
昨日のことがあり、なかなか楽屋に入れずにいると、直己さんが現れた。
紗「直己さん」
己「ん?」
紗「楽屋入りづらいです」
直己さんは少し背中を丸めて私との身長差をなくそうとしてくれている。
己「まだ喧嘩したまま?」
紗「はい。しかも昨日インスタで…」
私は昨日の"ここに健ちゃんいないのが不思議"というコメントを見せた。
己「…あー、これは痛いとこ突いてくるねぇ」
紗「やからほんまにやばいんです」
もしこれを健ちゃんが見てたら…すごく気まずい。
己「大丈夫。俺もいるから、一緒に入ろ」
紗「はい…」
私は直己さんの後ろに隠れて中に入ることにした。
己「おはようございます」
紗「おはようございまーす」
人「はよー」
直人さんの声が聞こえる。
己「健二郎いないよ?」
紗「よ、よかったぁ〜…」
それがわかると安心して肩の力が抜けた。
人「紗奈」
すると直人さんが私の方へ歩いてきた。
紗「はい」
人「健二郎からなにも言われてない?」
少し気まずそうな顔で言った。
紗「ないです」
人「あいつ…」
直人さん、怒ってくれてる。でも。
紗「いいんです、別に」
人「なんで?」
紗「これで健ちゃんが私離れしてくれたら一石二鳥なんで」
人「え?」
直人さんは意味がわからないという顔をしていた。
紗「なんもないです、はい、着替えますよー」
人「ちょ、ちょ、」
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[黒のセクシーなドレスを着ている紗奈]
今日はソロ活動でした。
なんと!ある雑誌の表紙を飾らせてもらうことになったんです!
これはずっと私の夢やったので、ほんまにほんまに嬉しすぎて泣きそうです。
みんな楽しみにしててください!
#昨日に引き続き
#ぼっち
#さすがに
#辛い
#かと思いきや
#案外ふつう
#甘えん坊末っ子
#ついに卒業か
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@ま、まぶしい…美しい…
@甘えん坊末っ子卒業しないでー(><)
@絶対買うよ!
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