キミがいること
私は隣にいる雄大に身体を預けると、雄大の手が私の頭を撫でるからそのまま寝てしまいそうになる。


目を閉じると私を起こすようにドアがノックされて反射的に私は雄大から離れた。


「雄大、美波ちゃん。ご飯出来たよ!」



雄大と下に降りると、由香里さんに



「美波ちゃんは雄大の隣ね?」



と言われたその席には私専用の箸も用意されていた。


テーブルにはコロッケやサラダが並んでいた。
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