itはヴァンパイア
「リサねぇ。買い出ししてきたよ!!」




「アリガト!そこに置いといて!」





「うん!」


ドサッ




見えた女の顔は、少女のようだった。


目は大きく、クリクリしていた。





俺は目がはなせなくなった・・・。






「あっ!お客様来てた・・・」




その女は俺の方を見て固まっていた。






「もしかして・・・」




よく見たら目の色はグリーンだった。




綺麗だな・・・。






「ルイチェル・・・様?」




・・・何でこいつは俺の名を知っているんだ?



誰も呼ばない俺の名を。








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