お兄ちゃんと秘密のキス







「俺、そいつがやっぱ好きだ。


諦められないんだ。


それが、叶わないって分かってても…











やっぱりそいつ意外無理なんだ。



だからさ。




死ぬ気で俺に惚れさせるって決めた。」










「以上、俺の決心。」












バサッ











気づけば彼は毛布の中。




顔も分からない。




でも、



耳は見えてた。




赤い赤い耳。



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