お兄ちゃんと秘密のキス




──俺は夢をみた。──















"待って"


"待ってひかる"



俺は必死にひかるが闇の中へ消えていくのを止める





でも、彼女は












"さようならお兄ちゃん"













そう言って



俺から離れていく。






















「ひかるっっ」














ガバッ!












俺は自分の声で起きた。











「なんだったんだ。

今の…。」












変な胸騒ぎがする。










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