お兄ちゃんと秘密のキス

「ケーチ!
もうちょいこの話させてよー」




呆れた。



私がどれだけゆめかの話に付き合ったと思っているのだろうか。




「で、その後、進展はあった?」



痛いところをつかれてしまった。







「順調だよ」




苦し紛れにそういうしかなかった。





「うっそ!」



彼女は元々大きな目をさらに大きくした。




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