ジャニーズなんて大嫌い
「ふーん。じゃあ、言ってみなよ。」

一呼吸おいてからあたしは口をあける


「輝は後悔してたんでしょ。仕事を無視してまであんな勝負を挑んだ事に。仕事を無視してまで本当にしなきゃいけない話だったのかって。」


後5センチの距離が徐々に離れていく。


「……よくわかったじゃん。」

「まぁね。」


「認めてやるよ。」


「え?」


「お前が俺等のマネージャーでいることを。」

そぅ言って、自分のカバンをとって楽屋を出て行った。

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