カレカノ


――――――---…
――――---…
――---…



「これがあたし達の過去」


「…何でお前目線なんだよ」

「だって美優姫が何かを考えてたなんて知らないもん」


「まぁ大体分かったよ。俊介ってやつは美優姫の元カレでお前の元好きなやつなんだろ?」


「まぁそおゆうことね」


「で、美優姫はまだそいつを忘れられないってことだな」

「…多分ね。でも…あんただったら藤原だったら俊介を忘れさせるはずよ」


「…どうゆうことだ?」


「あんたはね、俊介とそっくりなのよ。顔も身長も髪型も性格も。ただ1つ違うのは…優しさね。」


「俺のほうが優しいと」


「いや、普通に考えて逆でしょ」



< 113 / 125 >

この作品をシェア

pagetop