カレカノ


何となく
前に進めるように
背中を押して
くれた気がする。


もしそうだったら
気が軽くなる。


「美優姫」


「あ、うん。何?」


ボーッとしてた
からいきなり
名前呼ばれて焦った


「あのさ、お「お待たせしました~♪和風スパゲッティとグラタンでぇす♪」


目の前に運ばれてきた
美味しそうな
和風スパゲッティに


大祐が話しかけて
きてたことなんか
忘れてた


「大祐?食べよ?」


「…うん」


あたしは
和風スパゲッティを
食べ終わり、


ストレートティと
チョコレートケーキを
頼んだ。


「…その細い体のどこに入るの」



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