カレカノ
「じゃああたしら先帰るね」
「もう帰るん!!?」
「ばいばぁい♪」
笑顔の奈美
は手を振る
「ばいばい」
「じゃあな」
「おう!!また明日」
ばいばいして、
あたしと大祐は
正門を出る。
「美優姫さ、家どこ?」
「並木街の目の前のマンション」
「一緒じゃん」
「そうなんだ?何階?」
「7階」
「あたしも」
「何号室?」
「707」
「俺706(笑)」
「家隣りじゃん(笑)待ち合わせとかする必要なかったね」
「本当にな」