カレカノ


「じゃああたしら先帰るね」

「もう帰るん!!?」


「ばいばぁい♪」


笑顔の奈美
は手を振る


「ばいばい」


「じゃあな」


「おう!!また明日」


ばいばいして、
あたしと大祐は
正門を出る。


「美優姫さ、家どこ?」


「並木街の目の前のマンション」


「一緒じゃん」


「そうなんだ?何階?」


「7階」


「あたしも」


「何号室?」


「707」


「俺706(笑)」


「家隣りじゃん(笑)待ち合わせとかする必要なかったね」

「本当にな」



< 53 / 125 >

この作品をシェア

pagetop