猫の恋人
………なんと
「うあっ……な、なんすか」
いきなり…しかも初対面の野郎にほっぺにちゅーをされるなんて初めてだ(当たり前だよな)
「またいつか会えるのを楽しみにしてるよ」
ニッコリ笑って綺麗な少年は呆然とするわたしを置いてスタスタと歩いて行ってしまった
「おそい」
「すんません…」
わたしの目の前に立ちふさがるのはこの学校の最高権力者、生徒会長様様だ
「あのさ、会長。なんでわたしが呼び出されたわけ」
そうだ。わたしは生徒会の人でも委員長でもない
まったくもって無関係なんだよ
「あ? お前暇だろ」
こいつ、締め殺していいかな
一瞬殺意が芽生えながらも文句をいう
「暇じゃないから。それに彼女よべばよかったじゃん」
パチっとホッチキスで書類をまとめる
来た瞬間、はい。と言って紙とホッチキスを渡された
「あいつはダメ。ほら、あいつは女の子だから朝大変なんだよ」
「ふざけんな。てめー。わたしも女の子だ」
「は?違うだろ。その前にお前は猫だろ」
………ねこ。今朝の少年にも言われた
「どこら辺が猫なわけ」
「全部」
「………もはやまじで人間じゃないじゃん」
「うあっ……な、なんすか」
いきなり…しかも初対面の野郎にほっぺにちゅーをされるなんて初めてだ(当たり前だよな)
「またいつか会えるのを楽しみにしてるよ」
ニッコリ笑って綺麗な少年は呆然とするわたしを置いてスタスタと歩いて行ってしまった
「おそい」
「すんません…」
わたしの目の前に立ちふさがるのはこの学校の最高権力者、生徒会長様様だ
「あのさ、会長。なんでわたしが呼び出されたわけ」
そうだ。わたしは生徒会の人でも委員長でもない
まったくもって無関係なんだよ
「あ? お前暇だろ」
こいつ、締め殺していいかな
一瞬殺意が芽生えながらも文句をいう
「暇じゃないから。それに彼女よべばよかったじゃん」
パチっとホッチキスで書類をまとめる
来た瞬間、はい。と言って紙とホッチキスを渡された
「あいつはダメ。ほら、あいつは女の子だから朝大変なんだよ」
「ふざけんな。てめー。わたしも女の子だ」
「は?違うだろ。その前にお前は猫だろ」
………ねこ。今朝の少年にも言われた
「どこら辺が猫なわけ」
「全部」
「………もはやまじで人間じゃないじゃん」