いんぐりっしゅ・てぃーちゃー♂先生は幼馴染み♀
その日はパパさんが残業で遅くて、ママさんとケイ兄と私の3人で夕飯を食べていた。
「で、どう?圭佑。うまくいってる?」
「んぁ?何が?」
「何がって・・・教師生活に決まってるじゃない」
「あぁ~。まだまだ。これからだよ」
そんな大人の会話(?)をモシャモシャ食べ続けながら聞く中学生の私。
この時初めて聞いた事がある。
『ねぇねぇ、ケイ兄~?ケイ兄ってどこの高校の先生なの?』
「あれ?言ってなかったっけ?春商だよ」
『春商?どこにあんの?』
「隣の市だよ。商業高校」
『そうなんだ~』
本当に何気ない会話だった。
春商なんて聞いた事もない名前だったし、まだ高校って言われてもピンと来ない時期だったから。
でも夏休みが近付くにつれ高校見学等の行事が始まり、早い人は滑り止めの試験を受けてたりと一気に受験モードになった。
私はこれといった志望校が無かったので、通学も楽な地元の南高を受験するか?とお母さんやケイ兄達と話していた。
「で、どう?圭佑。うまくいってる?」
「んぁ?何が?」
「何がって・・・教師生活に決まってるじゃない」
「あぁ~。まだまだ。これからだよ」
そんな大人の会話(?)をモシャモシャ食べ続けながら聞く中学生の私。
この時初めて聞いた事がある。
『ねぇねぇ、ケイ兄~?ケイ兄ってどこの高校の先生なの?』
「あれ?言ってなかったっけ?春商だよ」
『春商?どこにあんの?』
「隣の市だよ。商業高校」
『そうなんだ~』
本当に何気ない会話だった。
春商なんて聞いた事もない名前だったし、まだ高校って言われてもピンと来ない時期だったから。
でも夏休みが近付くにつれ高校見学等の行事が始まり、早い人は滑り止めの試験を受けてたりと一気に受験モードになった。
私はこれといった志望校が無かったので、通学も楽な地元の南高を受験するか?とお母さんやケイ兄達と話していた。