いんぐりっしゅ・てぃーちゃー♂先生は幼馴染み♀
このまま進めば間違いなく南高受験・・・と思っていた秋口。

同じクラスの女子達の会話を聞いて、考えが一変する。


「楽しかったね~!!」

「うん!あたし春商受ける~♪」


聞き覚えのある学校名に耳がダンボになった。

『どうしたの?何かあった?』

「あ、愛ちゃん!えっとね~。この間、春商の文化祭に行ったんだ。そしたら凄く良かったの♪春商行きたくなっちゃった☆」

『へぇ~?』


この時、数ヶ月前の会話を思い出す。

春商・・・

ケイ兄のいる高校だ・・・


・・・・・・・・・



ピッキーン!!


閃いちゃった(笑)


『あたしも春商受けようかな~』

「ホントー!?愛ちゃんも受ける~?一緒に受けようよ~♪」

『うん!受ける×2!!』


ひょんな事から志望校が変わったのです。
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