いんぐりっしゅ・てぃーちゃー♂先生は幼馴染み♀
文化祭2日目、この日は一般公開だから午前中から凄い人が押し寄せてきた。

春商の文化祭って結構人気があるらしく、地元の人や他校からたくさん来校するんだって。


確かに私が春商に入学するキッカケも、文化祭を見に行った同級生の言葉を聞いてだもんな~。。。

あの時は、輝かしい未来を夢見て入学希望したのに・・・



って、おい!!?


またケイ兄の事考えちゃってる!

ダメだって・・・

考えないようにするって決めたんだから・・・


カゴにお菓子を詰めていると、彩夏ちゃんが話しかけて来た。


「あ~いちゃん♪どうしたの~?」

『えっ?何が~??』

「百面相になってる(笑)」

『ひゃくめんそう?』

「うん。ハッとしたりシュンとしたり・・・なんかあった?」

『いや~、別に・・・』

「何かあるなら話してよ~!!」


・・・どうして。

どうして彩夏ちゃんは私の変化に敏感なんだろう。
< 149 / 292 >

この作品をシェア

pagetop