いんぐりっしゅ・てぃーちゃー♂先生は幼馴染み♀
それっきり黙ってしまった彩夏ちゃんを見つめたまま、私は更なる混乱に襲われていた。

『そ、それだけ?』

思わず言っちゃったけど、その後キッと睨まれてビクつく私・・・

「私が何を言いたいか分からない?」

えぇ~!?何か怒ってる??
ど、どどどどうして?分からないよ~(汗)

『あっと・・・ごめん。分かんない・・・』

「そ・・・っかぁ・・・」

そう言ってため息を吐いた。
そしてウィンドブレーカーのポケットから何かを取り出す。

『それって・・・年賀状?』

「うん」

ポケットから出てきたのは年賀状で、裏を見ると私が彩夏ちゃんに宛てた物だと確認出来る。
だけど彩夏ちゃんはもう1通持っていた。
私が出した年賀状と別の年賀状を私に見せながら、

「・・・何が言いたいか分かった?」

また同じ事を聞かれた。
私はもう1通の方を確認する。。。

これは・・・

『か、柏木先生・・・から?』

彩夏ちゃんはピクリとも反応しない。

『柏木先生にも年賀状出したんだ~。返事来たんだね?』


もう、どう言えば良いのか分からなかったので当たり障りの無い言葉を並べるしかなかった(汗)
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