いんぐりっしゅ・てぃーちゃー♂先生は幼馴染み♀
お昼休み終了5分前の予鈴が鳴る。

そのチャイムと同時に私は決意を口にした。


『私さ、まだ柏木先生の事好き。だからもう少しだけ頑張ってみようと思う』

黙って聞いてくれる彩夏ちゃん。

『望みが薄いってのも分かってる。だけど諦められない』

もう涙は止まっている。

『だから・・・だから・・・。応援しててね(笑)』

「当ったり前じゃん!!バリバリ応援するし!!」

『あは。ありがとう☆』


ヤバイ。また泣きそう(汗)

涙をぐっと堪え水で目を洗い教室に戻った。




この時は気付かなかったんだ。

まさか、個室に一人残っていたなんて・・・


「ガタン」


教室に入る瞬間、背後からトイレのドアの閉まる音が聞こえていたのに・・・。
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