いんぐりっしゅ・てぃーちゃー♂先生は幼馴染み♀
『その人に彼女が出来て・・・。失恋しちゃったんで』

「・・・そっかぁ」

失恋という言葉を聞いて、さすがにケイ兄の突っ込みにもブレーキがかかったみたい。

だ・け・ど!!

「てか、お前。好きなヤツいたんだ?全然知らなかった」

と、まぁ、神経逆撫でするような事を口走ってくれたもんだから、内心はらわた煮えくり返ってたけどね(怒)

『先生に教える必要ないじゃないですか』

「そりゃ~ま~、そうだけどよ」

何だか納得いかない面持ちのケイ兄。

「で?そいつに告白したんか?」

『してないし!だから言ったでしょ?彼女が出来たって!』

もう敬語使うのがわずらわしくなってきた!!

「じゃあ諦めるんだ?」

『諦め・・・はしないけど。告白は無理だよ。彼女いるし・・・』

「でも好きなんだろう?」

『う・・・ん・・・』

「じゃ~チョコあげればいいじゃん。別に彼女いたって貰えれば嬉しいもんだよ」

『そんなもん?』

「そんなもん。それに・・・たとえ相手に好きな人や恋人・・・婚約者が居たとしても・・・想いは伝えた方がいいと思う。自分の為にもな!」

『婚約者はダメでしょ~!?』

「うるせ~~!!」
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