いんぐりっしゅ・てぃーちゃー♂先生は幼馴染み♀
ちょっと!!

待ってよ!!

私はこれから英検3級の用紙をケイ兄に見せて、ラブラブレッスンの交渉をしなくちゃいけないんだから!!

と言う訳にはいかないけど、いつまでも手を繋いでいるのは恥ずかしかったので、


『ちょっ・・・あの!』

思い切って手を振り払った。

「あっ。ごめん・・・」


そしてまた少しの沈黙・・・


・・・・・・・・・・・・・


そういえば告白されたんだよね(汗)


や、やっぱ返事しなきゃダメだよな~?


『あの・・・さ?』

「うん・・・」

『さっきの件だけど。・・・その・・・付き合って欲しいって』

「うん。好きなんだ。付き合って欲しい」

『き、気持ちは嬉しいんだけど・・・。ごめんなさい。私、本田君の事よく知らないし・・・付き合うってのはちょっと・・・』

「そっか・・・。それじゃ!友達からでいいから・・・」

『え?いや・・・』

「ダメ?」

『あ!その・・・友達・・・なら』

「ホントっ!?良かった☆」


あぁ~!!

私が言いたいのはそんな事じゃないのよ~!!
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