いんぐりっしゅ・てぃーちゃー♂先生は幼馴染み♀
「金田さん!もうちょっと早くてもいいよ!!」

『えぇ~?でも~・・・』






えぇ~と、今の状況を説明しますと・・・

自転車をこぐ私の横に汗を光らせながら走り続ける本田君の姿が。。。


本当の本当に走って着いて来ているという・・・。

ていうか、この状況じゃ落ち着いて話も出来ないじゃないか!!?

何とかこの状況を打破しないと~!!




・・・そうだっ!!


『ねぇ~?本田君!』

「ハァハァ・・・なにー??」

『私の家さ~。駅から遠いの。だから一個前の駅までにしよう?そうすれば本田君も帰り楽じゃない?』

「え~??ハァハァ・・・大丈夫だよ!家まで送るよ~!」

いやいや、大丈夫じゃないでしょ?
それにさっきは「途中まで」って言ったし!

『ん~ん。そうしよう?あっ!ソコ曲がるね』


本田君の強引さに半ば呆れ始めていたので私も多少強引にいった。


うん。

今ならきちん断れそうな気がする。。。


『駅前にマックがあるの。そこで何か飲んで帰ろう?』

「あぁ・・・ハァハァ・・・そうだね~(笑)」


だいぶ水分を消費しているのか納得してない表情の本田君だったけど、「飲む」という単語には目を輝かせていた(笑)
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