いんぐりっしゅ・てぃーちゃー♂先生は幼馴染み♀

『あのさ～・・・そんなに分かりやすい？』

「ん？何が？」

『あの・・・私の態度って言うか・・・その～』


しどろもどろでいる私を見て、本田君はまた「プッ」と笑い、


「いや、どうだろ？多分他の人にはバレてないと思うよ？」

『ほ、ホント？？』

「う～ん。そこまで詰め寄られると自信ないけど（笑）でも・・・うん。多分大丈夫」


ホッ・・・それならいいけど。


「金田さんってさ～。ワザと柏木に素っ気無い態度取ってるよね？」

『（ギクッ！！）えっ！？』

「だから最初は”柏木の事嫌い”なのかな～？って思いながら見てた。でも・・・違ったね」

『・・・・・・・・』

「好きだから・・・好きだからソレを悟られないようにワザとあんな態度取ってた・・・でしょ？」


幼馴染みって事がバレないように振舞ってたからちょっと違うけど。

でも・・・似たようなモンか？

私はコクンと頷いた。。。


「やっぱね（笑）・・・うん。多分、他の人達は好きだと思ってないよ。俺が最初に思ったように逆に”嫌い”だと思ってるはず」


そう言った本田君を見て、私は少し違和感を覚えた。


何だろう・・・


何か変な感じ。。。