夏色恋花火―ナツイロコイハナビ―
―*愈月side*―



よかった。梓、もらってくれた。

梓、こういうの持ってないから・・・。


『俺達、男子が、女子の梓、愈月になんかプレゼントしまぁ~す♪』
「何何??」

何くれるのかな??



ヒュ~ドンッ

花火が夜空に上がった!!
チョーキレイ!!
まさか花火じゃないよね(笑)!?

「愈月のコトが好きです。」

「え―。智也?どうしたの!?冗談にあってないって!!」

「本気・・・だから・・・。」
あの智也が!!?スケジュールびっしりな真面目な智也が―!?
ありえないって!!
あたし、夢みてんのかも☆

あたしは、自分の頬を引っ張った。

「いてて・・・」
やっぱり―。本気なんだ―。
「ごめん。あたし、智也をそうゆう目で見れない・・・。ごめんね?」
「うん・・・。」

そえば、梓も大地に告られてるんだっけ。。。

梓―。どうするのかな―・・・。
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