夏色恋花火―ナツイロコイハナビ―

*すれちがい *梓side&大地side*

―*梓side*―

だめだ。。。これじゃぁ、なんか意識しちゃう・・・。
だめだめ!!

そう言ってあたしは学校に行く。

「おはよ!梓!」
「愈月・・・。」

「どした!?元気ないよ!?」
だって、、、告られたんだもん。。。

「あたしも、告られたよ?智也に。」
「え―――ッ!!?」
「なんでそんなにフツウなの!!?!」
「フッタから。」
智也、振られたんだ。
残念だね。
あたしも、大地を振ったようなもんだけど(汗)

大地、いつから好きになったんだろ・・・。

だって、アタックとかしてないようにみえるし。

だいたい大地、女の子嫌いじゃなかったっけ―?
(でも、あたし達は幼なじみだから平気らしい。)

っていうあいだに中学についた。

今日は、部活か・・・。

あたしの部活は、テニス。
愈月も大地も智也も。
だって、約束したんだもん―。
小⑤の時―。



【ず~っと一緒にいる。で、みんなで同じ家に住む】

って。でも、あれはちょっと難しいかな―( ̄▽ ̄;)


あたしは着替えてテニスコートに行った。

でも、気まずい。大地がいるから。

でも、大地は、顔いいし運動できるし、もてる。
あたしの好きなタイプど真ん中なんだけど、恋できない。
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