ダイヤモンド
偶然の出会い

恋なんて、愛なんて、
いらないんじゃないか

そう思っていた。

そんな私に恋愛の意味を
教えてくれたのがあなたでした。
   



4月寒くもなく、暑くもなく、そんな大好きな季節。

ジリリリリリリ―

「ふぁ~・・・はいはい・・・」


そんなうるさい音でいつも起きてる。

この後、いつも二度寝をするのが
あたしの日課。

でもこの日は絶対二度寝はしたら
だめなんだ(泣)

そう、この日は始業式。

私、朝倉雅。今日で私は高校2年生になります!

みんな元気かなー・・・

そんな事を考えてると・・・

「や、やばっ!!時間ない!」

ねぐせも手ぐしで直して征服に着替えた私は

朝ご飯を食べずに玄関で靴をはこうとすると

「雅ーご飯は?」

もー・・・うるさいなー

「時間ないからいらなーい」

やばいよぉ~(泣)

いつもだったら通学中誰かに出会うのに
今日は誰もいない・・・みんな行っちゃったな。

しょうがない。急ぐしかないもん!

「はぁ・・・疲れたー」

早く教室いかないと・・・クラス表みたいー!

クラス表が・・・あった!

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