ダイヤモンド

「はぁ~良い湯だ~」
手ですくったお湯を流しながらそう呟いた。

―――
「お母さーん上がったよー」

「はあーい」

携帯を見たくてしょうがなかった。

「携帯携帯♪」

【拓:会わねー?】

何々!?デート!?嬉しすぎてベッドの上ではねる私にお母さんが
「あんた何してんの?」

「ぬお!?何勝手に入ってんだよ!」

「いや、うるさいから来たぬよ」

「うっせぇばばあ下行けよ!」
「いつからそんな態度になったのかしらね~」

今はそれどころじゃなくて服もスウェットぢゃ駄目だからオシャレをして化粧した。

「メール返さなきゃ!」

【うんっじゃあ学校の近くの公園集合ね!】

―ピロピロン
「早っ!!」

【拓:おっけーすぐ向かう】

よし!
最後にちょちょっと髪をとかしていく

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