クマのぬいぐるみ?
俺はドアを開けた。
そこにはこの世のものとは思えない顔があった。
沈黙の時間が時を刻む。
「あの、僕の顔おかしいですか?」
俺は返事に詰まらせてた事に気付き思わず赤面した。
「アンタんとこの家うるさいんだよ!こっちは迷惑してんだ!!」
俺はそう言い放つとその男、
「そ…そうですか?これ受け取ってください…。彼女からもらったんだけどもういりませんので…。」
男から何かを突き出された。
それは毛むくじゃらの中年のおじさんの人形だった。

「これは?」





「熊のぬいぐるみです。」


…その後男の姿を見た者はいない
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

クマのぬいぐるみ

総文字数/6,782

ホラー・オカルト30ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop