バカなキミ。
「なに体育館に入ろうとしてんだ相原~?」
体育館の前には生活指導の前田が立ちはだかっていた。
「へ?なんで?だめ?」
チワワ風のキラキラeye☆ で前田に攻撃したけど…
「職・員・室・に行ってこーいっ!!!」
「え~!?なんでぇ」
「なんでって、その格好はなんだ!!」
前田があたしの手を引いて職員室への階段を登る。
「きゃあーん。わいせつだよ先生っ。ねっねっ?可愛いでしょ?」
あたしは前田をからかう。
「…。」
前田はシカト。
そしてあたしは
職員室の台所で魔法を落とされた。