バカなキミ。

「もー。最悪。」

髪はストレートに戻り、メイクは落とされた。

まあそれでも可愛いからいっか。

あたしはもう入学式が始まってる体育館に向かった。


その時


「ミー…ミー」


窓から子猫の鳴き声が聞こえた。

あたしが窓を開けたら窓の下には白いちっちゃい子猫。


「わ…可愛い!」


あたしはすぐさま子猫を抱きかかえた。


あたしも昔。猫飼ってたな…。


懐かしい気分になり、しばらく子猫をなでていた。


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