バカなキミ。

「せーんぱい。季咲コレ欲しいなー。でも季咲ちょっとしかお金ないんです。」

うるうるした瞳で僕を見つめる季咲さん。

いやいや!これはなんでも……いや、季咲さんのためならこんなもの…

「先輩…」

シュンとした顔で見つめる季咲さん。


「…っ…わかりました。僕が買います!」


そう言った僕に季咲さんは驚いた顔をして、また笑顔になった。

「ほ…ほんと!?ありがとう先輩!大好き☆」

そう言って頬にキスされた。


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