どこでも!!ドア 【時空管理人 トミー】
季節も 変わり 周りの木々が 化粧する。

道行く 人達も 色を 変えている。



圭人も あれから 一度も あの洋館に 足を 運ばなかった。



今に してみれば 夢の様に 思える!?




死んだ・・・父さんに 逢うなんて・・・



タイムマシンが・・・ 有るなんて!?



信じられない!!



結果が・・・怖くて 確かめられないでいた。






その日 用事で あの洋館の 近くにいた 圭人は



洋館を 訪ねる事にした



あの日の 様に 足どりは 重かった。




周りに 人が 居ない事を 確認しながら・・・



懐かしく それは・・・有った。



玄関のノブに 手かける。


開いた・・・


カギも かかっていない



タイムマシンの 有った 場所に 行く・・・が



やはり ただの部屋が 有るだけだった。



あの日 圭人は・・・
タイムトラベルから 帰って来た後の事が 思い出せないでいた




辺りを 調べるが!!


特に変わった 様子もなく


やはり 現実では ないのか



うつ向く 圭人の目に あの物体が・・・入ってきた。


・・・!?

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