君の瞳に映りたくて。


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「じゃ、今日はこれで終わり。
夏休みはあと1週間だから、宿題とか早めに終わらせとけよー。」


ふぅー、やっと終わったー。お腹すいた。


「舞桜~、今日散々じゃん。」


「美乃里~…もうめっちゃ恥ずかしいよ!
なんで起こしてくれないのさー。」


「起こしたよ。ねぇ?」


「うん。
でも舞桜全然起きないし、チャイムなったから私たちも座んなきゃだったし。」


………もしかして夢のあのチャイム、本当は現実の音だったんじゃ…
なぜ起きなかったんだ、私!!


「じゃあ私たちは帰るね。
美乃里も舞桜もまたねー。」


「うん、バイバーイ!」


………さてと、私も帰り支度しよ。
上靴は部室置いとけばいいし、荷物って全然ないけど。


「ねぇ、舞桜。
今日からもう部活もないしどっか行かない?」


「ごめん!私宿題なんにもやってないから帰ってやらないと。
その前に図書室で本も借りていこうかなと…」


「えー?まだ終わってないの~?
わかったよ、じゃあ私も帰るね。」


「宿題終わったら連絡するから、そしたら遊んで!」


「はいはい、期待しないで待ってますよ。
じゃーね。」


………さてと、私も図書室行くか。



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