君の瞳に映りたくて。



「あの、あなたおなま「ごめーん!お待たせ!!」


み、美乃里………


「おっせーよ。」


え?


「ごめんごめん!」


…え?


「舞桜も遅れてごめんね!」


「え?」


…え!?


「もしかして今日美乃里が会わせたかった相手って…この子?」


「そ!私の親友の宮下舞桜!
舞桜、こっちは私の彼氏の長谷川智哉(はせがわ ともや)!」


「えぇぇ!?
え、彼氏!?美乃里の!?」


「な、なにそんなびっくりしてんの?
もしかして、私にこんなイケメンの彼氏ができるなんて!とか思ってる?」


「い、いや…そうじゃないんだけど…」


この霊感男子がまさか美乃里の彼氏だなんて…


「………とりあえず時間もないし、行こっか。」


「ちょっと待って!トイレ!」


と、美乃里はまたいなくなってしまった。



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