君の瞳に映りたくて。
それから先生が来て、SHRをやり、授業をやり、あっという間に六時間目。
月曜日の今日はLHR。
月曜日は授業も楽だし、あっという間に終わる。
「よーし、HRやるぞー。
学級委員出てきて。」
「はい。」
このクラスの学級委員は木村くんと美乃里。
成績優秀者2名。
木村くんは完全に真面目くんで、学級委員って感じじゃないんだけどね、本当は。
「えーとね、もうすぐ修学旅行なのになんにも決まってないうちのクラスはとりあえず班から決めていきまーす」
だから、美乃里が学級委員で本当によかったと思う。
木村くんは完全に書記。
「えーと、とりあえず4人班を5つ、6人班を1つでいいかな。
男女それぞれ2人組を5つと、3人組を1つ作って、あとは時間がないから男女組み合わせはくじで行いまーす。」
「「えぇー。」」
えー、くじかぁ…。
私なんて、和泉と香坂しか仲良くないのに。
………でもくじじゃなかったとしても、和泉は友達も多いし、あの二人組じゃ争奪戦がかなり激しそうだしな。
どっちにしろ一緒にはなれなかっただろうしいいんだけど。
「はい、文句言わずに分かれる!
5分以内に決めなさい!
決めたら私のところまで教えに来てねー。」
………やはり美乃里はすごいね。
木村くんだったら絶対すぐ決まんなかったよ。