君の瞳に映りたくて。
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「ごちそうさまでした!!」
「ほんっと、よく食べたねー…」
やっと和泉と香坂のご飯が終わった。
香坂とは今まで何回かご飯行ったことあるけど、まさかこんなに食べる人だとは…
やっぱり男子は違いますね。うん。
「じゃあ部屋戻ろっか。」
「そうだね。」
なんか他のクラスがもう待ってるしね、外で。
「これって順番ってどう決まったの?」
「班長でじゃんけん。
俺はクラス戦で一番だったから、初回の時間をとれた。」
「へぇー、さすが香坂。
あとはお風呂だけだ~。」
「宮下、俺との約束忘れるなよー?」
「あぁ!そうだった。」
「ったく、ほんっと物忘れ激しいよなぁ。」
「すみません…」
「ま、またあとで連絡するし。
シャワー浴びてからでいいからバレないように来いよー?」
「うん、任せて!」
意地でも和泉と二人で過ごしてやる。
…ていっても、この修学旅行で本当に和泉との時間が増えた気がする。
前まで遠い存在だったのにさ。