君の瞳に映りたくて。
付き合うことにしました。

恋愛ってめんどくさい。



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「で、今日も夜は和泉と過ごす、と?」


「あ、はい。そうです。」


「あんたねー、私のこと放ったらかし過ぎじゃない!?」


「……すみません。」


ホテルに戻り、先生のところへ戻った報告をしてから部屋に戻り、急いでシャワーを浴びて、急いで支度をしていると、美乃里に怒られた。


「明日も班行動なんだから、遅くならないようにね?」


「ふふ、ありがと!
結局美乃里は私を応援してくれるんだよねー」


「まぁ前よりはましかな。
うじうじうじうじ見てるだけ、なんてものよりはね。

告白もしたみたいだし、頑張りどころはこれからでしょ。」


「あー、そうだ。
なんかね、私昨日フラれたじゃん?
だけど今日和泉に私が好きだって言ったこと忘れるから、和泉が私をフったことも忘れろって。
だから私もまだ可能性あるよね?」


「なきゃそんなこと言わないんじゃない?
可能性ないならフって終わりでしょ。」


「だよね!?そうだよね!!
よし、じゃあ行って参ります!!」


「はいはい、うるさいです。
さっさと行きなさい。」


美乃里はそんな風に冷たいこと言うけど、本当にいっつも私のことを応援しててくれるから。
純粋に。
だからこそ厳しいことも言うんだろうけど。



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