君の瞳に映りたくて。



それからmomに言われた通り、一緒にご飯を作った。
料理なんてなにもしない私はなにもかもがうまくいかないけど…
美乃里にコツを教わりながらなんとかスープを作り上げた。


「ふぅー…疲れたぁ…」


やっぱり料理って大変だ~。


「宮下って料理本当にできないんだな。」


「うるさいよ!」


私に口出しする香坂はというと、手際よく料理をしていて、この中じゃ私が一番下手だということが判明。
悲しい現実……







「「「ごちそうさまでした。」」」


私、美乃里、和泉が手を合わせて言うと、momは不思議そうに私たちを見た。


「The Japanese postprandial greeting.(日本の食後の挨拶なの)
Because a lot of people were involved in order to eat the rice,with feeling of gratitude to the people.(このご飯を食べるためにたくさんの人たちが携わったから、その人たちに感謝の気持ちを込めて。)」


"いただきます"と"ごちそうさま"
日本にはいい習慣あるよね。


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