君の瞳に映りたくて。



「舞桜~ストップウォッチは固くて無理っぽい。
もっと強く衝撃波送れば出きるかもだけど、ストップウォッチが壊れそうで。」


「そっかぁ、じゃあ仕方ないや。
走り込みしよ。」


着替えを終えた私は靴棚から靴をとり、走る準備を始めた。


「靴も変えるんだねー。」


「そりゃスパイクがちゃんとあるから。
サッカー部だって履き替えるじゃん。」


「あ、そういえばそうだったね。」


よし、準備完了。
今日もたくさん走ろっと。


「走ってるとこ見てていい?」


「もちろん。
変なとこあったらおしえてね。」


でも、和泉はサッカー部の練習見なくていいのかな…前の和泉なら絶対サッカー部を見てたのに。


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