君の瞳に映りたくて。



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「あー、終わったぁ…!」


「お疲れ。」


あれから2時間、もう19時を過ぎた頃プリントがやっと終わった。


「頭が煮えそう…
和泉は?終わった?」


「俺はそんなに量ないし。」


結局最後は和泉に聞きまくって、ほぼ答えを教えてもらいながら終わった。
それでもやっぱり和泉はわかりやすくて……
私にも、やっぱり和泉は必要なんだと思い知った。


「じゃあ帰るか。」


「あ、俺も一緒に帰る~。
ってか宮下と近いしいいよね。」


「はいはい。
あ、そういえば和泉、話ってなに?
さっき言ってたよね、話がって。」


「あぁー…もういいや。」


「え、そう?」


「うん。帰ろ。」


……なんだったんだろ。
あ、英語教えてとか?

まぁいいや。



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