君の瞳に映りたくて。



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と、いうことで
来ました、バッティングセンター。


「なんでここ?」


「一回来てみたかったんだよねー。
祥也って野球できる?」


「いや俺サッカー部だし。
バットなんて握るのすら何年ぶりか」


「へぇ、そうなんだ。
でも先打って~。」


「俺からかよ。」


そう言いながらも、先に選んで入ってくれた。


「頑張ってー」


「まじで小学生ぶりかも。」


そういって、110キロの球を初球にも関わらず打った。


「うわー、すごい。」


「まぐれだろ。」


そんな事言うけど、祥也は外すことなく打ち続けた。
この人はなんでもできる人なんだろうなぁ…。


「さてと、次は舞桜だな。」


「なんか自信なくなってきた。」


「80とかなら余裕で打てるだろ。」



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