君の瞳に映りたくて。



~♪~♪~♪


お昼過ぎ、午前中走り込んだ私はベッドでごろごろしながら和泉とお喋りしていた。

そんなときに私のスマホがなったのだ。


「電話?」


「うん。えーっとね
あ、香坂からだ。」


スマホのディスプレイには香坂祥也の文字。
私は通話にスライドして電話に出た。


「もしもし?」


『あ、俺だけど
今から春翔んとこいくけどお前もいくか?』


「和泉のとこ?なんで?」


『俺毎日通ってたのに急に行かなくなったら不自然だろ。』


「なるほど。
じゃあ私もいこっかな。暇だし。」


『じゃあ30分後に春翔んち前でな。』


「はーい。」


…てことは着替えなきゃか。今ジャージだし。


「俺が、なに?」


「あぁ、香坂がね、和泉が入院してる病院へ行くっていうから一緒に行くか?ってお誘い。
和泉の体の心配もあるし、私も行こっかなって。」


「ふーん、じゃあ俺も!」


「とりあえず着替えるから外行って。」


「ほーい。」



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