恋と憧れの境界線はどこですか
「はい、起きて、授業するよ!」

え、まじかよ…授業するの…
まあいいや…寝よ。←

と先生のやたらと通る声を聞きながら寝ていると「矢田さん〜起きて〜」
(もう、なになん。ねむいんだけど。)
と思いながら起きると目の前には
ニコニコした先生。
「私の授業は寝ささんからね?^^」
なに、この笑顔のこわさ。きゃー恐怖。
一瞬ぶすっとした顔をする私の頭を
ポンっと撫でる先生。
でもなぜかその頭を撫でる先生の手が
心地よくて、安心が出来てさらに眠気が…←

「あー!コラ、また寝る!ほら起きて!笑」

授業の度に寝る私と
その都度起こしに来る先生。

最初はそんな感じ。
正直めんどくさいし嫌いだった。
でもいつからだろう。いつの間にか大好きな先生になっていたんだ。
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