恋と憧れの境界線はどこですか
気持ちの変化
先生の授業を受け始めて1ヶ月。
先生の授業は好きだけど学校好きじゃない。行きたくない、
でも今日は井上先生の授業あるし、、
行かなきゃ…
、、でも宿題のプリントやってない…
なんのために学校行っているのだろうか
分からなくなるよ。
井上先生になら、、ゆう先生になら
頼ってもいいかな。
でも先生も仕事だ、仕事で接して来てるんだから心を開いても仕方がない。
なんて考えながら少々遅刻ぎみで学校到着。
1限目の授業なんだっけ…と思いながら
教室のドアを開けるとゆう先生。
職員室で書かされた入室許可書を渡して
席に着いて荷物を整理していると先生がやってきて
「これ、担任の先生に渡しといてね。
貧血って…大丈夫?」
「ん…」と軽く頷くと
「しんどかったら言ってね。」
「ありがと…」
「あ、矢田、プリントやってきた?」
あ、、という顔をしたらにやっとして
頭をパシっと叩き、「あほ 笑」
なんだよう、もう。\( `o´ )/
「明後日までにやって来ること 笑」
「はーい…」
学校いやってこと先生になら
言ってもいいかな…
なんて考えながら先生のことを見つめてると授業終わりのチャイムが。
きりーつ、れーい、
ありがとうございました。
号令と共に寝るわたし。
トントン…顔を上げるとゆう先生。
「今日ね、小テストやってさ、矢田受けれてないから昼休みに私の所来てくれる?」
「ええ〜 笑」
「ええ、じゃない、ちゃんとおいでや!」
「はぁ〜い…」
よしっと言って頭をぽんっと一瞬触れ、
にこっと笑って出ていく先生の後ろ姿を
見つめるわたし。
この先生なら信頼できそうかも…なんて。